I found some old pictures of “the Buccaneer” flying over Scotland. This paper model was made by my son when he was in primarily school (now he is 16). I like this imaginary model plane very much.
A real Buccaneer is one of the British navy jet attackers serving between 60’s and 90’s. It’s also my favorite one. The concept of this war bird is special: extremely low level and high speed attack. Therefore the wings and fuselage construction were strong and rigid. In order to obtain low altitude maneuverability and low speed stability over navy carrier operation, BLC technology was applied on it.
Now, it is available for us to watch its low level fly path on You tube. 1000kph over 100 feet is amazing!! It was difficult for RAF and Royal Navy to find out Buccaneer’s succesor (TRS2 and F-111 were cancelled). Finally, Tornado took over Buccaneer’s low altitude attack role, however, ironically during GULF WAR, Tornado’s operation was fully supported by Buccaneers. That was Buccaneer`s the first and the last services in real combat operation.
写真を整理していたら、なんとバッカニア号がでてきました!バッカニア号? 息子が小学生の時に紙工作で作ったジェット機です。今は飛行機など興味なくこの紙飛行機のことなどとうに忘れていると思いますが、僕としてはこの架空の飛行機がやけに気にいっています。写真はスコットランド上空を飛ぶ?バッカニア号を撮影した?ものです。
さて、本物のバッカニアは1958年初飛行の英国の双発ジェット艦載攻撃機です。曲線的な胴体に直線的(実際は角度が変化するライン)な翼の形がなんとなくアンバランスでヒコーキ少年の僕にとってはなんかかっこ悪ーと思ったものです。が、子どもの頃嫌いだったラッキョウやシイタケが大人になりやけにおいしくなるのと同じで、バッカニアも最近の味気ないデザインの飛行機に比べるととても趣があります。
バッカニアは「カリブの海賊」という意味だそうで、1960年代の冷戦時代、ソ連軍艦のレーダー網を避け、なんと海面上30mという超低空を時速1000キロ近い高速で目標に向かって突進する目的で作られた軍用機です。まさに商船を襲う海賊を思わせます。
空気密度の高い超低空を高速で飛ぶため、機体構造は強靭な強度をもたせてあり、主翼部材を接合ではなく一体削り出しするため、専用の加工機が開発されたほどでした。当時の普通の戦闘機が低空を高速で飛行すると非常に不安定な挙動をする中で、バッカニハは微動だにせずに飛行できたということです。この軍用機の代替えになる飛行機の開発がなかなか進まず、英国では90年代初頭まで使用されたということです。
尾部が膨らんだそのセクシーなフォルムはエリアルールという亜音速域の空気抵抗を減らす技術的裏付けがあり、それ以外にもエンジン排気の10%を翼の一部から噴き出すような高揚力装置を駆使した当時としては先進的な飛行機でした。
アナログメーター満載のバッカニアのコックピットはおじさん世代の飛行機好きにはたまらない魅力があります(僕だけか?)。
よく見ると息子の作ったバッカニア号の翼型はなんとなく本物のバッカニアに似ていますね。でも息子のバッカニア号の方が海賊っぽくていいな。